怒られても凹まない!負のループから脱し、鋼のメンタルを手に入れる方法

ひとりごと

人から怒られたとき、あなたはどう感じますか?

「うわっ、嫌だな…」

こう思う人が多いのではないでしょうか?当然の感情だと思います。

しかしその感情だけで終わってしまうのは、とてももったいない。怒られただけで放置してしまうと、結局はまた同じ過ちを犯し、相手の逆鱗に触れることになります。

かつては私も怒られてばかりで悲しみ暮れていた時期がありました。しかしあるとき考え方を変えてからは、怒られてもポジティブに変換できる無敵なパワーを手に入れたのです。

今回は、そんな鋼のハートの育て方を伝授したいと思います。

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怒られたときの心理メカニズムとは

人から怒られている時、たいていの人は「すみません!!」「申し訳ありません!!」と取りあえず謝って、相手の話が終わるまでやり過ごす。こうではないでしょうか?

しかし、怒っている人というのは、相手が自分の思い通りにならない憤りを晴らしたい気持ちと、相手を手中に収めたいという思いを持っているものなのです。

下手に「すみません」を連呼してなだめようとすると、あなたの考えはすぐに相手に伝わります。次第に怒りはヒートアップし「何が”すみません”なんだ?(威圧」に進化するのです。「あー嫌だな、早く終わらないかな」と考えている心の内が顔に出るのでしょう。

それはそうでしょう。反省なんてしてませんからね。

人は怒られると落ち込んだり、逆上したり、ただただ申し訳なく思ったり。怒られた内容ではない別のところが引っかかり、負の感情が残るだけで、行動に表れることはありません。

私は反省しているよ!という人もいるかもしれませんが、単に次は怒られないようにしようとするだけで、根本的な解決に向かう人はそういません。怒っている人の真意に気付くことができないのです。

怒られる続ける負のスパイラルを抜け出すには

ですが、それこそ悪循環の始まりなのです。

ある一つのことで怒られる上辺だけ取り繕うまた同じミスをする再び怒られる

「怒られないように気をつける」だけでは時間稼ぎに過ぎません。しっかり反省し、次に生かすことができない限りこのループは延々と続くのです。

わたしもこれまで「柑咲さんはいつも申し訳なさそうにするけど、行動に表れないんだよね」と幾度言われたことか。幸い申し訳なさそうな表情は得意のようでしたが、怒られている間は何にも考えていなかったので、同じようなことで怒られ続けていました。 このとき私に足りなかったのは反省だったのです。

怒った相手なんて関係ありません。相手の真意を正確に読み取り、冷静に分析し、自分の中に落とし込む作業が必要だったのです。

しかし、わたしたちも人間です。冷静でいたくても、人から怒られれば感情的になってしまうものです。人によってそれは悲しみであったり、怒りであったり。ネガティブな感情に間違いありません。

では、ネガティブな感情を解き放つのはなかなか大変です。さぁ冷静さを取り戻すには、一体どうしたら良いのでしょうか?

言い訳上手に徹するべし!

ネガティブな感情からポジティブな感情に変換するには言い訳上手になることが重要です! 言い訳上手といっても、もちろん怒った相手に「え~、でもだって~」など言い訳を並べようものなら、火に油を注ぐだけ。もう挽回の余地はありません。

では、どうするかと言うと、まずは心の中で自分の味方をしてあげる。たったこれだけです。

例えば、大寝坊して仕事に遅刻してしまったとします。もちろん上司に怒られることでしょう。しかしこの時「重要な会議もアポも入ってないし、やることやってるんだから別にいいじゃん。」と自分を庇うのです。 もっとも、わたしは会社員の遅刻は特別悪いと思わないのですが。

まぁなんにせよ、怒られたらどんなに自分に非があろうと、一旦正論は無視して自分を正当化します。そうして怒られた心のダメージを回復させるのです。

心のバランスを平衡に戻した後はある程度冷静な気持ちになれるでしょう。それから「確かに自分のここが悪かったな」と反省、分析するのです。

なかなか最初は難しいと思いますが、人間は良くも悪くも慣れることが得意な生き物です。慣れてくれば瞬時に変換し「こういう点を気をつけよう!」とポジティブに改善に向かうことができるようになりますよ。

しかしこの方法はひとつだけ注意点があります。ここを誤ると、すべては水の泡。いや、むしろマイナス?「怒られてばかりだった自分」は、「卑しい性格の自分」に変化してしまいます。

大切なのは「反省」すること

結局怒られたとき大切なのは、反省し改善していくことです。あくまでも言い訳するのは、反省しやすくするための足掛かりなのです。

なので、心の中でマウントを取っただけで終わってしまうことだけは絶対にやめてください。

こうなるとどんどんと人を見下す卑劣な人間になっていってしまいます。自分を正当化し、相手を見下すことに慣れてしまうのです。

それに加えて、人は年を取るにつれて怒ってくれる人がいなくなります。それは周りの状況が変わっただけで、あなた自身は変わっていないのですが、そのことに気が付けない人も多いです。

その結果、「怒られなくなった=自分が偉くなった」と勘違いし、人を見下すようになり横柄な大人が生まれるのです。 「怒られるうちが華」とは良く言ったものです。

ぜひ怒られているうちに「冷静さを取り戻す」→「反省・分析」→「次に繋げる!」ここまでをワンセットとして考えることができるよう癖づけていきましょう。

さいごに

まぁ個人的には、そもそも怒る側にも問題があって、怒りに任せて注意するべきではないと思うんですよね。北風と太陽というか。もっと優しく言って?と思うんです。

ですが、世の中そうも甘くはないわけで、人の怒りを止める術はありません。相手に変わってもらおうということが間違いなのです。

ならば、怒られてもそれを次なるパワーに変換できる能力を身に付けるしかありません。ぜひ鋼のメンタルを胸に明日からも頑張っていきましょう!