新生児の沐浴には固形石鹸?使って分かった3つのデメリット

子育て

添加物が一切使われていないのが魅力的なベビー用の固形石鹸ですが、実際の使用感はどうなのでしょうか?

一般的に固形石鹸は少数派で、多くの人がポンプ式の泡で出るベビーソープを使っていますが、それはなにも「泡立てるのが面倒だから」という理由だけではありませんでした。

「無添加だし安いし、泡立てる手間くらいどうってことないわ!」と思って固形石鹸を選んだ柑咲ですが、固形石鹸のデメリットを多く感じるようになったので結局は泡タイプのベビーソープを使うようになりました。

この記事では固形石鹸にしようか悩んでいるお母さんに向けて、実際に固形石鹸を使って感じたデメリットをお伝えできればと思います。

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固形石鹸を使い始めた理由

我が家では新生児の沐浴の頃から無添加の固形石鹸を使って赤ちゃんを洗っていました。

使おうと思った理由は、

固形石鹸は無添加だから

それだけです。

主人がアトピー持ちなので、遺伝するかもしれないので少しでも肌にやさしいものをと思い、牛乳石鹸から出ている無添加せっけんを用意しました。(牛乳石鹸はわたしと主人が使ってるので)


カウブランド 無添加せっけん 3P

もちろん泡タイプのベビーソープも検討しました。しかし無添加というものでも、成分表を見ると良くわからない成分が記載されていたり、レビューを見ると赤みが出たと書いてあったりしたので、漠然とした不信感を持っていました。

その点、無添加せっけんは成分が「石鹸素地」という天然成分100%で作られているので、迷うことはありませんでした。

しかし使っていくにつれ、無添加の固形石鹸だからこそ生じるデメリットを感じるようになったので、同じように考えるママさんにお伝えできればと思っています。

デメリット1、頭皮が臭い

「赤ちゃん=良いニオイ」のはずがなんだか臭い??加齢臭というか脂臭いような…?

これが固形石鹸に疑問を持ち始めた最初のきっかけでした。

生まれてからずっと固形石鹸を使っていましたが、生後1ヶ月を過ぎたあたりから抱っこしたときに頭皮のニオイを感じるようになりました。

男の子は赤ちゃんのうちから体臭が強いとは聞いたことがありますが、我が家は女の子です。これはおかしい…。

泡立てネットで泡立ててしっかりめに洗うようにしてみましたが、改善しません。

ですがその後、泡タイプのベビーソープに変えたところ1週間もしないうちにニオイがしなくなったので、固形石鹸ではしっかり洗えていなかったのだと思います。

出産準備をしているときは「添加物が…」とあれこれ不安に思っていましたが、メーカー側もあれこれ研究を重ねて作っているだけあって、赤ちゃん専用のヘアシャンプーはすごかったです。

思えば固形石鹸のときは頭皮の乳児湿疹やフケなどトラブルがありましたが、泡タイプに変えたらそれも改善されたようでした。

デメリット2、目に染みる

固形石鹸は添加物がない分安心ですが、その代わり目に入ると沁みます。

新生児のうちは顔は濡らしたガーゼで洗っていたので、別に目が沁みるかは問題ではありませんでした。

しかし1ヶ月を過ぎると、乳児湿疹ができたり、外出が増え日焼け止めを塗るようになりました。

日焼け止めは一応お湯で落とせるものを使っていたので、さっと洗えれば問題ではありません。

しかし乳児湿疹については新生児訪問で来た助産師さんに相談すると、

  • ガーゼは刺激が強いので使わない
  • 1日1回は泡でやさしく洗う
  • 保湿をしっかり

とアドバイスを受け、顔を石鹸で洗うことになりました。

初めは固形石鹸で洗っていたのですが、「目に入ったらどうしよう」と気にするあまり洗い方が甘くなっていたようで改善はしませんでした。

しかし目に沁みないベビーソープを使ってみたら、もし目や口に入ってしまっても大丈夫だという安心から怖がらずにしっかり洗えるようになったからか、次第に乳児湿疹はなくなりツルツルの肌になりました。

このように1ヶ月を過ぎたあたりで赤ちゃんの顔までしっかり洗う必要が生まれたため、目に沁みることがデメリットに感じるようになりました。

デメリット3、シワの間を洗いづらい

生後1ヶ月を過ぎるころには脂肪が増え、ムチムチと赤ちゃんらしい体つきになってきました。すると腕や太もも、あごの下、脇の下などシワになっている部分が目立つようになります。

無添加の固形石鹸でも泡立てネットを使えばある程度は泡も作れますが、泡タイプのものや普通の固形石鹸に比べて泡立ちが弱いことが多いですよね。

泡タイプ>普通の石鹸>無添加石鹸

というように無添加石鹸であるが故に泡立ちはそこまで期待できません。

まぁそこに関してはさほど気にしていなかったんですが、ある日、いつものように赤ちゃんの体を洗っていると腕のシワに垢の塊が溜まっていたの見つけました。

垢の塊を見つけたとき「やっぱりモコモコの泡で洗わないとダメだ」と、固形石鹸の限界を感じたように思いました。

泡タイプに切り替えた結果

2ヶ月になる前には固形石鹸をやめ、泡タイプのベビーソープとベビーシャンプーへ移行しました。

その結果、デメリットで感じたことがすべて改善しました!

  • 頭皮が良いニオイ
  • 乳児湿疹が治った
  • シワの間が洗いやすい
  • 気持ち良さそうで泣かなくなった
  • 目や口を気にせず洗える

赤ちゃんの様子も固形石鹸を使っていたときよりも落ち着いて見えました。大人でもそうですが、やっぱりモコモコの泡で洗われると気持ち良いみたいです。

また、わたしが使っているベビーソープは目に沁みなかったり、口に入っても安心と謳っているので、洗う側も怖がらずにしっかり洗えるようになりました。

固形石鹸のときは「目や口に入ったらどうしよう」と恐る恐る洗っているところがあったので…。

気持ちに余裕が生まれ、バスタイムを赤ちゃんと一緒に楽しむことができるようになったのが一番良かったです。

\わたしが使っているのはコレ/

さいごに

無添加であるという理由だけで固形石鹸を選んでしまいましたが、

  • 顔に塗った日焼け止めを落とすため目に沁みないことが大切
  • 乳児湿疹の改善のため
  • 体がムチムチになりシワの間まで洗う必要が出てくる

このように、赤ちゃんが成長するにつれて泡タイプの必要性を感じるようになりました。

生まれてみないと分からないことも多いとは思いますが、個人的には固形石鹸をあえて選ぶ必要もなかったなと思います。

わたしの経験が少しでも参考になれば嬉しいです。