離乳食中期に入り、お母さん・赤ちゃん共に離乳食にも慣れたことに訪れる「おかゆ拒否」。
初めから比較的パクパク食べてくれる我が家の赤ちゃんにも「おかゆ拒否」がやってきました。
そんなときに実際に試した5つのアイデアをご紹介します。
うちの場合、5つの方法すべて使えば完食できるようになりました。
「おかゆ拒否」で悩んでいるお母さんは、参考になる記事になっているかと思います。
1.温度を変える
赤ちゃんは温度にはとても敏感です。
粉ミルクをあげるときもそうですが、離乳食でも少し熱かったり冷たかったりすると食べない可能性があります。
あげている途中で冷めてしまった場合は、電子レンジで20秒程度温めると食欲が復活することがあるので、一度試してみてください。
ただ、うちの子の場合、温度はあまり関係ないようでした。
2.固さを変える
おかゆの固さの好みも赤ちゃんによって変わります。
とろとろじゃないと食べれなかったり、おかゆではなく軟飯が好きな子など様々だそうです。
うちの場合、まとめて作ったおかゆがとろとろ過ぎたのがおかゆ拒否の一因でした。
ちなみに作りすぎてしまった分は、普通に炊いた大人用のご飯と適当に混ぜ合わせるか、水気の少ない食材と混ぜたりして使っています。
おかゆ拒否になったらいろいろな固さを試して、ベビー好みの固さを探ってみてください。
3.おかずを工夫する
離乳食はだいたい、おかゆの他に2つくらいおかずを用意して三角食べを意識しています。
おかゆを食べなくなってからは、さらにおかずの内容も意識するようになりました。
具体的には、これまで「おかゆと豆腐と野菜と~」なんてメニューでもパクパク食べてくれましたが、今では
豆腐なんぞで飯が食えるか~~!!
とご立腹の様子。
なので、おかずの一つをお肉や魚を使ったご飯と合うメニューにし、おかずを食べて2口くらいおかゆをあげ…といった感じで食べさせるとなんとか食べてくれました。
それでも食べない場合、次の紹介する「味変」で騙し騙し離乳食を与えます。
4.味変する
ラーメンでも定番の「味変」が白米拒否の赤ちゃんにオススメです!
味変とは途中で味を変え、食事を楽しむこと。味が変わることで新しい気分で食べ進められるので、大食いなんかでも使われる手法です。
離乳食中期ではまだ調味料は使いませんので、薬味で「味変」します。
<離乳食で使える薬味>
- 海苔
- かつおぶし
- きな粉
海苔は食欲をそそりますので、とてもオススメです。
海苔をあげる場合は、喉に張り付くおそれがあるので、細かくちぎってご飯と混ぜてから食べさせてくださいね。
「味変」の効果は絶大で次にご紹介する混ぜご飯とも併用すると、うちの子の場合ほとんど完食できましたよ。
5.混ぜご飯にする
野菜と混ぜる
野菜と混ぜてるのは定番ですよね。
野菜の甘みが加わり食べやすくなるので、白米に比べてパクパク食べてくれることが多いです。
<食いつきのよかった野菜>
- かぼちゃ
- ブロッコリー+大根
途中で飽きたら味変しようと、海苔やごま、かつおぶしも用意しましたが、そんな必要もないほどの食いつきでした。
リゾット風
粉ミルクやチーズを加えてリゾット風にするのもオススメです。
<食いつきのよかったリゾット>
- チーズ+しらす
ご飯に混ぜておいしいメニューを考えるのに悩んでいたわたしにとって、洋風のメニューは完全に盲点でした。
大人向けの普通のリゾットを想像すれば、いくらでもメニューは思いつきそうですよね!
春ならアスパラ、夏なら夏野菜をふんだんに。秋はかぼちゃ、冬はほっこりチーズリゾット。なんて季節のリゾットを考えるのも楽しそう♪
雑炊、おじや
色々な食材を混ぜて雑炊やおじやにするのは、大人でも食べるものなので思いつきやすいレシピでした。
<食いつきのよかった雑炊・おじや>
- 青菜+卵
- ひじき+にんじん+鶏肉
初めから混ぜられたご飯をあげると「味覚の成長を妨げるのでは…」と心配な方は、最初は混ぜずにご飯の上におかずを乗せておき、途中から混ぜて味変的に食べると良いかと思いますよ。
さいごに
いかがでしょうか?
我が家の場合、ここまでやれば完食できることが多いです。
ですが、それでもダメな場合は一旦おかゆはお休みしパンやうどんに頼るか、ベビーフードにチャレンジすると良いと思います。
手作りのご飯はダメでも、ベビーフードなら食べる!ということも良く聞く話ですよね。