初めは手作りで頑張っていた離乳食も、2回食、3回食と進んでいくとベビーフードに移行していくという方が多いですよね。
ベビーフードが悪いとは言いませんが、ベビーフードに抵抗感のある方も少なくないのではないかと思います。
わたしもその一人で、現在3回食・9ヶ月の娘がいますが、これまでずっと離乳食は手作りしたものをあげています。
この記事では、わたしと同じ手作り派のママさんに向けて、すべて離乳食を手作りして感じたことをまとめています。
- 食育に興味がある
- 手作りを続けようか迷っている
- 市販のベビーフードに抵抗がある
という方に参考になる記事になっています。
すべて手作りしている理由
現在9ヶ月、離乳食後期に入りました。
離乳食を始めて4ヶ月ほど経ちましたが、離乳初期からずっと手作りの離乳食を続けています。
\こんな感じです/
わたしが離乳食を手作りしている理由は、
- 人工的なものが好きじゃない
- 手作りが苦ではない
- なんでもよく食べてくれる
特に「なんでもよく食べてくれる」というのが大きいです。
離乳食の悩みで一番多いのは「離乳食を食べてくれない」だと思います。
うちの場合はじめから好き嫌いなくよく食べましたが、もし食べない赤ちゃんだったらベビーフードにしていた可能性はあると思います。
ベビーフードにしたらパクパク食べたという話はよく聞きますからね
手作りよりも大事なことは、離乳食をしっかり食べることです。
ベビーフードも無添加で安全なものがたくさん売られているので、お子さんの好みを見極めた上で手作りにするか、ベビーフードにするかを判断していくと良いと思います。
手作りして感じた3つの効果
1、食材本来のおいしさに気付く
離乳食を始める前までは、
離乳食って味がしないし、ドロドロしててマズそう…。
なんて思っていましたが、いざ自分で作ったものを試食してみると、
めっちゃ美味しいじゃん!!
と離乳食への見方がガラッと変わりました。
とはいえ、離乳食って味薄くない?
調味料を使わないということは味がしないのではないか、と思っていたんですがそんなことは全くありません。
調味料を使わないからこそ、食材本来の味に気付くことができました。
特にそれを感じたのは肉や魚です。
肉や魚って当たり前のように塩やコショウ、醤油などを付けますよね?
でも離乳食でただ茹でただけの肉や魚を使うようになって、なんの味付けがなくてもしっかり食材の味がするんだなぁと実感しました。
また、食材の味を理解することは大人用の料理にも生かすことができます。
よく、ソースありきの洋食は「足し算の料理」、素材の味を生かす和食は「引き算の料理」だなんて言われますが、離乳食作りは「引き算の料理」が身に付くのです。
2、大人用の食事も豊かになる
離乳食を手作りするようになり、圧倒的に大人用の食事が豊かになりました。
具体的には、
- 大人の献立のアイデアがひらめく
- 普段買わない野菜やフルーツを買うようになる
- 無添加の食材を買うようになる
などです。
大人の献立のアイデアがひらめく
献立のアイデアがひらめくというのは、離乳食の本を使っていることが大きいです。
↓この本を使ってます。
この本には、まるで大人用の食事のような美味しそうな離乳食がたくさん載っています。
クリームシチューやカボチャのそぼろ煮、チヂミ、白和え、ポテトサラダ、スクランブルエッグなど…
これは実際にわたしが離乳食で作ったけど、自分でも食べたくて大人用にも逆輸入した献立です。
料理の献立を考えるのってわたしは結構面倒なんですが、離乳食をきっかけにパッとひらめくようになったのはとても嬉しい効果でした。
普段買わない野菜やフルーツを買うようになる
離乳食を手作りするといろいろな野菜や果物を買うようになったのも大きな変化です。
どうしても大人だけだと、食材が偏ってしまったり、フルーツをあまり買わない家庭も多いかと思います。
それが、娘に食べさせるからといろいろ買うようになり、大人もそのおこぼれあまりを食べるようになりました。
毎日違う野菜や果物が食べれるのはうれしいですよね。
ベビーフードなら食材のあまりが出ないから経済的という声もあるかもしれませんが、そんなのナンセンス。
逆にあまった食材をなんとか料理に使おうとするので、レパートリーも広がり食卓も豊かになったように思います。
このように、離乳食を手作りすると
- 毎日違った食材を食べられる
- いろいろな食材を使うので料理の腕が上がる
- 食卓も豊かになる
と大人にとっても良い面がたくさんありました!
無添加の食材を買うようになる
これまで買っていた食材についても原材料を見直す機会になりました。
食パンや出汁、麺類、ツナ缶などですね。
やっぱり無添加だと味が全然違います!
特に驚いたのは、食パン!
「小麦粉、パン酵母、食塩」のみの超シンプルな食パンなんですが、わたしの方がハマってしまって、今では家族みんなで食べるようになりました!
わたしのハマっている無添加食パンはここから買えますよ!
→天然酵母の無添加パン フランス食パンもともとバゲットなどのフランスパンが好きなんですが、この食パンはフランスパンの生地で作った食パンだそう。
たしかにパン酵母の香りがしっかりして、バゲットのような味わいで食べるたびに感動してしまいます!
こうした新たな出会いがあったのも離乳食を手作りしたからこそ。
本当に自分で作っていてよかったなと思いました。
3、離乳食時間を楽しめる
離乳食が始まるとよく人から「離乳食大変ね~」「手作り?えらいわね~」などと声を掛けられます。
(子育てあるあるですよね。年配の女の人は高確率で話しかけてきます。)
しかし「大変ねぇ」と言われますが、わたしとしてはむしろ楽しんで作っています。
なぜかというと、
自分の作ったものを子どもがおいしそうに食べてくれるのが嬉しいから
です。
パクパクとおいしそうに食べてくれると作り甲斐がありますよね!
こうした喜びが得られるのも、手作りの良さではないかと思います。
自己満足ですが、おいしそうな離乳食が作れたときもテンション上がります!
さいごに
いかがでしょうか?
わたしの離乳食を手作りして良かった点は、
- 食材本来のおいしさに気付く
- 大人用の食事も豊かになる
- 離乳食時間を楽しめる
という3点でした。
要は離乳食を手作りすると食育に繋がるということです。
食育(しょくいく)とは、様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。
引用元:Wikipedia
手作りの余裕のある方はぜひ手作りで、難しいという方もご自分のできる範囲で手作りを取り入れてみると良いと思います!