メルカリやラクマ等のフリマサイトで手作りを含むマスクの出品が禁止になってしまい、ますます手に入りづらい世の中となってしまいました。
この記事では、某フリマアプリで300枚以上販売した柑咲が実際に売っていた立体マスクの作り方を丁寧にご紹介します。
慣れれば1枚あたり数十分あれば作れてしまうので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
手作りマスクの効果はある?
まず大前提として手作りのマスクにウイルスを効果があるのかというと、なんともいえないところです…。
「手作りマスクの効果は全くない」なんて言われることもありますが、それは市販のマスクが手に入る前提の話です。
そもそも市販のマスクにしてもマスクの役割は人に移さないことです。
顔とマスクの間に隙間ができてしまう以上、ウイルスの侵入を防ぎ、完全に予防することはできません。
なら、マスクは必要ないの?
ではマスクは必要ないのかというとそれは違っていて、マスクをすることで直接手で鼻や口を触れないことが予防に繋がります。
そのため、マスクがウイルスを通すかどうかはそれほど重要ではなく、顔を触らなくなるという間接的な効果を狙ってということであれば、ハンドメイドマスクでも問題はないかなと思うんです。
もちろん市販のマスクが手に入ればそれに越したことはないですが、売っていないんだから仕方ないじゃないですか…。
マスクの効果というよりも、あくまでもマスクをつけることで得られる二次的効果として手作りマスクは有効なのかなと考えています。
あくまでも私の持論です。
作り方
用意するもの
- ダブルガーゼ生地(裏面)
- コットン生地(表面)
- マスク紐
口のあたるマスクの裏面にはダブルガーゼを使用します。
ダブルガーゼは赤ちゃん用品によく使われる、肌触りのよい柔らかな生地です。
マスクの表面には綿100%でできたシーチング生地やブロード生地などお好きな生地を使用できます。
ダブルガーゼだけだと生地が柔らかいためヘナヘナしてしまいますが、シーチング生地を使うとしっかりするのでオススメです。
また、ダブルガーゼに比べて種類も豊富なので好みのマスクを作りやすいですよ。
マスク不足でダブルガーゼも品薄ですからね!
ネットだと50cm単位でしか買えないところが多く、マスクを作るためだけだと余ってしまうかと思います。
そんなときはタオルと縫い合わせてハンドタオルを作っておくとティッシュの節約になるのでオススメですよ♪
型紙
手順
1.裁断
表用の生地、裏用の生地それぞれ2枚ずつ裁断します。
今回はワッシャー加工されたシーチング生地(左)とオーガニックガーゼ(右)を使っています。
2.中心を縫う
表地、裏地それぞれの中表(表面が向き合うように)に重ね、中心を縫い合わせます。
裏返したときにカーブがもたつくので、縫代に適当に切り込みを入れます。
ひっくり返してそれぞれアイロンをかけます。
3.上下を縫い合わせる
マスクの表面が向かい合うように表地と裏地を重ね合わせ、上下を縫っていきます。
その際、2で縫った縫代が表地と裏地で互い違いになるよう注意しましょう。
縫えたら、脇からひっくり返してアイロンで整えます。
4.ゴムの通る道を作る
まだ縫っていない両脇を1cmずつくらいの三つ折りにし、アイロンでプレスします。
そして、ギリギリの位置を縫ってゴムの通る道を作ります。
準備しているゴム紐が太い場合は調整してください。最後に、結び目を隠すので余裕を持った幅が良いと思います。
5.ゴムを通す
ゴム紐を通し、整えたら完成です!
裏側はこんな感じです♪
マスク用のゴムはなかなか手に入らないので、今回は6コールの強力ゴムを使用しています。
手に入るなら丸ゴムや4コールのソフトゴムがオススメです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したマスクはわたしが売っていたマスクと同じものになります。
どこも出品禁止になっているので、わたしはもう売ることはできませんが、一人でも多くの人でマスクが行き届けばいいなと思います。
参考になれば嬉しいです。