赤ちゃんにはなるべく多くの色に触れさせてあげると、その後の成長に多くな影響を与えるそうです。
そこでこの記事では、色彩豊かな赤ちゃん向け絵本を集めてみました。
力加減の分からない赤ちゃんでも安心して遊べるようにすべてボードブックでご紹介しています!
また、今回ご紹介している絵本は、すべて私の8ヶ月になる娘が実際に使ってみて反応の良かったものになります。
好みは人それぞれではありますが、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
色彩感覚を育てる!おすすめのボードブック
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(和名:くまさん くまさん なにみてるの?)
はらぺこあおむしで有名なエリック・カールが絵を描いている絵本です。
エリックカールの絵は色使いが美しく大好きな作家のひとりです。
エリック・カールの絵本は何冊か持っていますが「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」は色使いが一番美しいと感じます。
当時まだ6ヶ月だった娘も表紙を見るだけで声をあげて喜ぶほどです!
和訳された「くまさん くまさん なにみてるの?」という絵本もありますが、日本語版は色合いが変わってしまうので、できれば英語のまま原作で読んであげたいです。
使われている文章は
「Brown Bear, Brown Bear, What do you see?(茶色いくまさん、茶色いくまさん なにみてるの?)」
「I see a red bird looking at me.(赤い鳥をみているの)」
という中学生レベルの簡単な表現です。
色と動物の名前が変わるくらいで文章はほとんど変わらないので、英語な苦手なママでも簡単に読めるかと思いますよ。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? | |
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さく | ビル・マーチン(絵/エリック・カール) |
出版社 | Henry Holt Books for Young Readers |
サイズ | 18 x 13 cm |
ページ数 | 26ページ |
価格(税抜) | – |
わたしはA4サイズ程度の大判サイズのボードブックを使っています。美しい色使いを赤ちゃんの視界いっぱいに楽しめるので、大判サイズもオススメです!
はらぺこあおむし
上でご紹介したエリック・カールの代表作、はらぺこあおむしです。
「Brown Bear~」はストーリー性がなかったのに対して、はらぺこあおむしは「青虫が食べ物を食べて蝶になる」というストーリーがあります。
0歳はどちらかというと、ストーリーよりもどんどんめくれる方が楽しいようです。公式サイトでもはらぺこあおむしの対象年齢は4歳からとなっていました。
ですが、ストーリーだけでなく色使いも楽しめる絵本なので、0歳からでも楽しむことができますよ。
6ヶ月から読んでいます。8ヶ月の現在ではページをめくりたがるようになり、ちゃんと読ませてもらえませんが、本棚から自分で取ってリクエストしてくるので本人的には気に入っているようです。
はらぺこあおむし | |
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さく | エリック・カール |
出版社 | 偕成社 |
サイズ | 18 x 13 cm |
ページ数 | 24ページ |
価格(税抜) | 900円 |
カラフル
赤ちゃんの目線で作られたカラフルな絵本。
ページをめくるたび、カラフルな三角、四角、丸いなかまがリズミカルに動きます。
正直、月齢の低いうちはあまりよく分からなかったんですが、この絵本の良さが分かるようになったのは8ヶ月頃からでした。
自分でページをめくれるようになるとリズム感が出てきて、赤ちゃんでも楽しく読めるようです。
使われている色は全部で14色。
赤青黄色などの原色から薄ピンク、レモン色、薄い水色といった淡い色までたくさんの色に触れられます。
また、一般的なボードブックよりも本の作りが丈夫なので持ち運びにもオススメです。
普通ボードブックは表紙も中のページも同じ大きさになっていますが、「カラフル」は表紙が一回り大きく作られています。
ただでさえ丈夫なボードブックですが、「ちり」がついていれば鞄の中にパパっと放り込んでも傷みづらいです。
カラフル | |
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さく | 新井 洋行 |
出版社 | 岩崎書店 |
サイズ | 15 x 15 cm |
ページ数 | 26ページ |
価格(税抜) | 750円 |
じゃあじゃあびりびり
じゃあじゃあびりびりは0歳向けの絵本として最も有名な絵本ですよね。
「水 じゃあじゃあ」「紙 びりびり」などオノマトペ(擬音語・擬態語)を楽しむ絵本ですが、色彩教育にもオススメです。
それぞれのページが赤や青、緑などハッキリとした色で塗られているため、ページをめくるたび様々な色が目に飛び込んできます。
使われている色は原色というより、うぐいす色やだいだい色、藍色など日本の伝統色のような色使い。
カラフルな色使いの絵本も良いですが、日本的な配色センスを磨くのも大切かと思います。
本の内容はどうかな?
本の内容としては「じどうしゃ ぶーぶーぶー」「いぬ わんわんわん」など身の回りの物、動物、乗り物などが音と一緒に学べます。
個人的に良いなと思うのが、赤ちゃん語で書かれていない点です。
絵本の中には犬を「わんわん」「わんちゃん」などと書いているものもありますが、「じゃあじゃあびりびり」では「いぬ」「ねこ」「にわとり」など正しい単語が使われています。
赤ちゃん言葉や幼児語は使わない方が良いという考えもありますので、そういった意味でも安心して使える1冊ではないかと思います。
じゃあじゃあびりびり | |
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さく | まついのりこ |
出版社 | 偕成社 |
サイズ | 14 x 14 cm |
ページ数 | 22ページ |
価格(税抜) | 600円 |
COLORS
一見おしゃれな雑貨のようですが、こだわりを持って作られた色を学べる1冊です。
今回紹介しているどの絵本ともまた違う色彩の美しさがあります。
こちらから作者のインタビューが読めます♪
インタビュー記事
色は全部で11色。英語と日本語両方で色の名前が表記されています。
色の名前以外に文字が使われていないので、自由にお話を考えながら使えますよ。
英語で色の名前が書いてあるので、英語が得意なママは英語でお話しを作っても良いですね!
表紙がおしゃれで人ともあまり被らないので、お出かけやインテリアにも良いかと思います。
同じシリーズでは、「GREETINGS(あいさつ)」「ANIMALS(どうぶつ)」「FEELINGS(きもち・かんじ)」「NUMBERS(かず)」の4冊があります。
「COLORS」に限らずどの絵本もこだわりの色使いで作られているため、色彩教育に良いかと思いますよ。
何冊かセットにすると見栄えもするのでプレゼントにもオススメです♪
COLORS | |
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さく | コローロ |
出版社 | 赤ちゃんとママ社 |
サイズ | 15 x 15 cm |
ページ数 | 24ページ |
価格(税抜) | 800円 |
さいごに
いかがでしょうか?
中身はもちろんのこと、表紙のデザインや色使いの感じなどお好みの絵本を見つけてくださいね。